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ごあいさつ

 第5回POPAI開催を迎えることにあたり、御挨拶申し上げます。

冠内圧の計測によりカテーテル検査室内において虚血の原因となりえるかどうかを正確に判定し、更にIVUSやOCTを用いて最適な血行再建をすることが、患者様の予後改善につながる最も有効な方法であることが多くのエビデンスとして示されてきています。このようなstate of art PCIを検証したSyntaxⅡ研究では、Physiologyとimagingを駆使して最新のステントを留置し、最新のCTO治療技術で高い開存が達成できれば、3枝疾患においても、その3年予後においても従来のCABGに匹敵する成績であり、imagingとPhysiologyをもちいたPCIが患者様の予後改善に有用であること示されました。

 従来、Physiologyは治療方針の決定を行うことにその多くの役割が強調されてきましたが、一方でPCIの術中、術後にプレッシャーワイヤーを用いることにより、治療戦略の決定やエンドポイントの選択に利用できる可能性が模索されています。ImagingにおいてもCT、血管造影,IVUS、OCTなどから得られる内腔情報から流体力学を駆使してFFRに匹敵する情報を模索する方向性が検討され、PhysiologyとimagingはFusionしていく様相を見せています。今回の特別ゲストの中国上海交通大学のShengxian Tu先生はこのImagingとPhysiologyのFusionに関して世界から注目されている先生です。是非、Tu先生の御講演から世界の潮流を感じていただけからと思います。

 

 第5回を迎えるPOPAIでは、冠内圧計測、そして冠動脈内イメージングを正確に評価、活用するためのtipsを明確に示し、導き出された結果からどのように患者様の予後改善につながるPCIを行うのがよいか、大いなるdiscussionを行ないたいと考えています。

また一方の大きな潮流として、FFRCT、QFR、FFRangioなど、CTや血管造影からワイヤーを用いることなく虚血を評価する方法に注目があつまっています。ワイヤーを用いないため、カテーテル検査時間の短縮やオペレーターの負担の軽減に繋がります。

 こうした背景があり、本コース第1日目はwire based physiological assessment theaterとnon wire based physiological assessment theaterと会場をわけて、大いに討論することといたしました。

Wire based physiological assessment theaterでは、冠循環とFFR、CFR、resting indexの理解を深め、心筋虚血に関して今一度知識を整理していただくことを目的としたものです。特に左主幹部病変、分岐部病変、びまん性病変においてPhysiology とimagingがいかなる情報をもたらしてくれるか、(Lesion specific information)を整理すること、また急性冠症候群、大動脈弁狭窄症、透析症例など病態特異的(Pathophysiology specific information)にphysiologyをどのように活用するかを検討するsessionを企画しました。

Non wire based physiological assessment theaterでは、FFRCT, CTFFR, QFR, FFRangio, OCTFFRなどvirtual FFRをどのように計算しているのかの基礎に始まって、臨床的有用性がどこまで示されているのかを分かりやすく提示します。非侵襲的虚血診断に関しても最新の情報を共有できるようにシンポジウムを企画しました。またFFRCTの現状と将来性に関して討論していきたいと思います。本邦初のFFRCTを用いたPCI plannerのビデオライブも供覧する予定です。

また初日の一般演題は21題の応募をいただきました。いずれも興味深い演題ばかりです。各sessionで最優秀演題を選択して表彰する予定です。また今回の新企画としてプレッシャーワイヤーのハンズオンセッションも行われます。多数の方の御参加をお待ち申し上げます。

 

 2日目は岐阜ハートセンターからのライブトランスミッションです。このライブではComplex病変に対して、PhysiologyとImagingから得られた情報をいかに生かし、治療のoptimizationを行うかに関して症例を通じて討論したいと思います。今回のライブでは、日々の日常臨床で普通に遭遇する症例を通じて初日に学んだ多くの新しい虚血指標を紹介する予定としています。FFRangioやSiemensのvirtual FFRなどの紹介もする予定です。岐阜ハートセンターで行われているPhysiology oriented imaging guided PCIの一端をお見せすることにより、何らかのインパクトを感じていただければうれしく思います。また2日目の第2会場ではimagingの領域でのhotな話題を集めて討論する場を設けました。日本を代表する先生方に演者をお願いしています。こちらも是非ご参加いただきたいと思います。 

 

最後に:

 成熟したと考えられるPCIの分野において、複雑病変治療の成功は患者様の予後改善に大変重要です。この命題を遂行するにはカテーテル技術習得だけでは十分ではなく、PhysiologyとImagingの理解は必要不可欠といっても過言ではありません。第5回POPAI 2019はこのような理論を習得していただくためのライブであります。POPAIは会を重ねる毎に進歩しています。岐阜ハートセンターのスタッフ一同、皆様の御参加を心よりお待ち申し上げます。

 

第5回 PCI Optimization by Physiology And Imaging (POPAI)

代表世話人 松尾 仁司(岐阜ハートセンター 院長)

第5回POPAI開催を迎えることにあたり、御挨拶申し上げます。

冠内圧の計測によりカテーテル検査室内において虚血の原因となりえるかどうかを正確に判定し、更にIVUSやOCTを用いて最適な血行再建をすることが、患者様の予後改善につながる最も有効な方法であることが多くのエビデンスとして示されてきています。このようなstate of art PCIを検証したSyntaxⅡ研究では、Physiologyとimagingを駆使して最新のステントを留置し、最新のCTO治療技術で高い開存が達成できれば、3枝疾患においても、その3年予後においても従来のCABGに匹敵する成績であり、imagingとPhysiologyをもちいたPCIが患者様の予後改善に有用であることが示されました。 従来、Physiologyは治療方針の決定を行うことにその多くの役割が強調されてきましたが、一方でPCIの術中、術後にプレッシャーワイヤーを用いることにより、治療戦略の決定やエンドポイントの選択に利用できる可能性が模索されています。ImagingにおいてもCT、血管造影,IVUS、OCTなどから得られる内腔情報から流体力学を駆使してFFRに匹敵する情報を模索

する方向性が検討され、PhysiologyとimagingはFusionしていく様相を見せています。今回の特別ゲストの中国上海交通大学のShengxian Tu先生はこのImagingとPhysiologyのFusionに関して世界から注目されている先生です。是非、Tu先生の御講演から世界の潮流を感じていただけたらと思います。

  第5回を迎えるPOPAIでは、冠内圧計測、そして冠動脈内イメージングを正確に評価、活用するためのtipsを明確に示し、導き出された結果からどのように患者様の予後改善につながるPCIを行うのがよいか、大いなるdiscussionを行いたいと考えています。

また一方の大きな潮流として、FFRCT、QFR、FFRangioなど、CTや血管造影からワイヤーを用いることなく虚血を評価する方法に注目があつまっています。ワイヤーを用いないため、カテーテル検査時間の短縮やオペレーターの負担の軽減に繋がります。

 こうした背景があり、本コース第1日目はwire based physiological assessment theaterとnon wire based physiological assessment theaterと会場をわけて、大いに討論することといたしました。

Wire based physiological assessment theaterでは、冠循環とFFR、CFR、resting indexの理解を深め、心筋虚血に関して今一度知識を整理していただくことを目的としたものです。特に左主幹部病変、分岐部病変、びまん性病変においてPhysiology とimagingがいかなる情報をもたらしてくれるか、(Lesion specific information)を整理すること、また急性冠症候群、大動脈弁狭窄症、透析症例など病態特異的(Pathophysiology specific information)にphysiologyをどのように活用するかを検討するsessionを企画しました。

Non wire based physiological assessment theaterでは、FFRCT, CTFFR, QFR, FFRangio, OCTFFRなどvirtual FFRをどのように計算しているのかの基礎に始まって、臨床的有用性がどこまで示されているのかを分かりやすく提示します。非侵襲的虚血診断に関しても最新の情報を共有できるようにシンポジウムを企画しました。またFFRCTの現状と将来性に関して討論していきたいと思います。本邦初のFFRCTを用いたPCI plannerのビデオライブも供覧する予定です。

また初日の一般演題は21題の応募をいただきました。いずれも興味深い演題ばかりです。各sessionで最優秀演題を選択して表彰する予定です。また今回の新企画としてプレッシャーワイヤーのハンズオンセッションも行われます。多数の方の御参加をお待ち申し上げます。

 

 2日目は岐阜ハートセンターからのライブトランスミッションです。このライブではComplex病変に対して、PhysiologyとImagingから得られた情報をいかに生かし、治療のoptimizationを行うかに関して症例を通じて討論したいと思います。今回のライブでは、日々の日常臨床で普通に遭遇する症例を通じて初日に学んだ多くの新しい虚血指標を紹介する予定としています。FFRangioやSiemensのvirtual FFRなどの紹介もする予定です。岐阜ハートセンターで行われているPhysiology oriented imaging guided PCIの一端をお見せすることにより、何らかのインパクトを感じていただければうれしく思います。また2日目の第2会場ではimagingの領域でのhotな話題を集めて討論する場を設けました。日本を代表する先生方に演者をお願いしています。こちらも是非ご参加いただきたいと思います。 

 

最後に:

 成熟したと考えられるPCIの分野において、複雑病変治療の成功は患者様の予後改善に大変重要です。この命題を遂行するにはカテーテル技術習得だけでは十分ではなく、PhysiologyとImagingの理解は必要不可欠といっても過言ではありません。第5回POPAI 2019はこのような理論を習得していただくためのライブであります。POPAIは会を重ねる毎に進歩しています。岐阜ハートセンターのスタッフ一同、皆様の御参加を心よりお待ち申し上げます

 

      第5回 PCI Optimization by Physiology And Imaging (POPAI)

                                                       代表世話人   松尾 仁司